今年も皆様に新年のご挨拶をさせていただきます事、本当に嬉しい限りです。
今年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。
住職自身、初めて自国で開催されるオリンピックを迎えますので、
実際に試合会場で応援することは出来ないながらも、とても楽しみに開催を待ち望んでおります。
その一方で、先代住職が生前、呟いていた言葉を思い出します。
「東京オリンピック見たいなぁ。見られるまで頑張れるかなぁ。」という言葉を。
これまでも何度も申し上げておりますとおり、私たちの生命は、いつ、どこで、どうなるか分からない、
そのようなご縁をいただいております。
何の保証もない生命をいただいている中で、滅多にない機会に恵まれるということは、
稀有なことであり、どれほどに尊い時間をいただいているのかと、私たちは気付かなくてはなりません。
普段から、そのことに中々気付けない私たちに、絶えず、伝え続けてくださっているのが、
仏様であり、先にお浄土へ還られた大切な方々です。
今年も大切なことを伝え続けてくださる方々へ、感謝のお念仏を声に出して、ご一緒にお称え致しましょう。