正楽寺日誌 つれづれなるままに 正楽寺日誌 つれづれなるままに

辰年

今年は辰年。

 

動物に当てはめると龍になります。

 

仏具の装飾には龍が用いられることがあります。

 

写真の龍はどこにいるでしょう?

 

お参りの際に、探してみてくださいね。

 

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生きるということは
長さの問題ではない

 「生きるということは

 長さの問題ではないのではないですか」

 と

 炎天の葉陰の

 沙羅双樹

 たった一日のいのちを

 いかにも 静かに

 咲いてみせてくれている

 清楚

 そのもののように。

 

 きのうは

 あんなに清楚に咲いていた

 沙羅双樹

 けさは

 地におちてしまっている

 

 わたしは

 きょうも 朝を迎えさせてもらった

 申しわけないような

 わたしのままで……。

 

 じゃがいもを掘る

 「見えないところに

 どれだけ『徳』を蓄えることができるか

 それが

 『生きる』

 ということではないですか」

 と

 

 しっかり生きたじゃがいもほど

 しっかりした薯をつくってくれている。

明けまして 南無阿弥陀仏

新しい年を迎えました。

諸行無常(存在している全てのものは常に変化している)と聞かせていただいていることを考えますと、
今年もこのようにご挨拶させていただけることは、決して当たり前のことではなく、有難く、嬉しいことです。

今年も正楽寺が、皆さまにとって、仏様のみ教えを聞き、お参りをする大切な場所として在り続けるよう努める所存です。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

昨年は親鸞聖人御誕生八五〇年の節目の年でした。

そして、今年は浄土真宗が開かれて八〇〇年という節目の年を迎えます。

今年も皆様とご一緒に、親鸞聖人が出遇えたよろこびの想いと共にお示しくださった、阿弥陀仏のみ教えについて聞かせていただき、
おかげさまの中に生かされていることを感じ、感謝する一年を過ごさせていただければと思います。 合掌

 

明けまして 南無阿弥陀仏

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