正楽寺日誌 つれづれなるままに 正楽寺日誌 つれづれなるままに

お米のいのち
心から拝んでいただく

数えきれないほどのお米の一粒々々が

一粒々々のかけがえのないいのちをひっさげて 

いま 

この茶碗の中にわたしのために

 

怠けているわたしの胃袋に目を覚まさせるために

山椒が山椒のいのちをひっさげて

 

わたしのために

梅干しもその横に

わたしのために・・・・・・

 

白菜の漬物が

白菜のいのちをひっさげ

万点の味をもって

わたしのために・・・・・・・・。

 

もったいなすぎる

もったいなすぎる

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