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長いもの水無月さん

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材料

長いも 400cc
(すり下ろし)
だし汁
水400cc 昆布5×5㎝ 1枚
糸寒天 10グラム
水 200cc
ゆで小豆 50グラム

A 薄口醤油 大さじ1
  みりん 大さじ1

作り方

1. 糸寒天を水に3時間漬けておく。
2. 水に昆布を入れ、30分以上漬けてだし汁を作る。
3. 長いもを酢水に漬けておいた後、すり下ろして(2)でのばし、Aを加えて味を調える。
4. (3)に水気を搾った寒天を入れ、弱火で混ぜながら煮溶かし、流し缶に流す。
5. 荒熱がとれ、上部が少し固まりかけたら小豆を散らし、沈まない程度に押さえる。
6. (5)を冷蔵庫で冷やして三角に切り、お好みでわさびを添え、旨味だしか醤油を。

ここだけの話

京都には言葉に"さん"をよくつけます。したがって"水無月さん"。昔々、旧暦の6月に氷室の氷を宮中に奉納する習わしがありました。庶民が氷にあこがれ、まねしたお菓子を作ったのが始まり、と祖母が話していました。お菓子だけでなく、お料理にもまねをしてみました。

本願寺出版「大乗」より転載
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